フェミニズム描写が話題の『虎に翼』、仲野太賀が清涼剤としての役割を果たす

フェミニズム描写が話題の『虎に翼』、仲野太賀が清涼剤としての役割を果たす

仲野 太賀(なかの たいが、1993年2月7日 – )は、日本の俳優、元EBiDAN。旧芸名は太賀(たいが)。東京都杉並区阿佐ヶ谷出身、スターダストプロモーション制作1部所属。本名は中野 太賀(読み同じ)。父は俳優の中野英雄。 2006年、13歳の時に芸能界入りしテレビドラマ『新宿の母物語』で俳優デビュー。小学生の時にドラマ『WATER…
96キロバイト (12,614 語) – 2024年4月18日 (木) 08:46

(出典 www.sponichi.co.jp)
フェミニズム描写が強い作品だけど、仲野太賀のキャラクターが一服の清涼剤として良いバランスを保っていると思う。

1 Ailuropoda melanoleuca ★ :2024/04/28(日) 13:40:23.35 ID:Yao9EnWs9

朝ドラ『虎に翼』が絶好調だ。

日本初の女性弁護士をモデルとしている今期の朝ドラ。伊藤沙莉(29)演じる主人公が、朝から「結婚は罠よ!」と叫んだり、男性から侮蔑発言をぶつけられネコパンチで反撃したり。朝ドラらしからぬフェミニズム色の強さが逆に強い関心を集め、ジワジワと視聴率を伸ばしている。

SNSも大盛り上がりで、ドラマの内容に共感した人たちが続々と長文コメントを投稿。中には、男性コラムニストが書いた記事に《男性は引っ込んでいてください!》と言う人もいるだけでなく、そのコメントにまた、びっくりするぐらいの「共感した」ボタンが押されているから驚きだ。

主人公以外の登場人物たちも皆、それぞれに強い主張や個性を持っており、彼らの背景や人間性が丁寧に描かれていることも好評要素の一つとなっている。

それだけに、ややもすると男女の分断を生み出しかねない作品ともいえる『虎に翼』。その中で一服の清涼剤となっているのが仲野太賀(31)の存在だ。

「仲野が演じているのは、主人公の家に下宿している“優三さん”こと書生の佐田優三。毎年司法試験に落ち続けているちょっぴり残念な青年で、いつもどこか情けない雰囲気を漂わせている。事あるごとに寅子に『何で!?』『どういうこと!?』と詰め寄られ、オタオタしている姿が可愛いと人気キャラになっています。

今期の朝ドラはフェミニズムをド直球に描き、たしかにそれが成功しています。一方でストレートすぎる女性侮蔑描写に、『応援はしているが見るのがツラいときもある』という声も多く見られる。これは女性視聴者からだけではなく男性視聴者からも。

それだけにいつもトボけた表情を浮かべ、差別や争いとは無縁のところにいるような優三さんの存在は貴重。コミカルさを生み出し、過激な朝ドラのバランスを絶妙に取ってくれていると感じます」(エンタメライター)

この優三さんを好演している仲野は、どうやら実際にも優三さんのような人らしい。

「初めて取材でお会いしたときは、素でも、ドラマで見ている感じそのまんまだったので驚きました。どの質問にも、ちょっとオドオドした感じで一生懸命答えてくれる。で、面白いことを言うとクシャッとした笑顔を浮かべて本当に嬉しそうに笑う。これは誰からも愛されるだろうなあと思いましたね」(インタビューライター)

実際に仲野に会って好感を抱いた、という声は他にも多数聞かれた。しかし面白いのは、仲野以外の男性俳優を取材したライターたちから、「『仲のいい人は?』と聞くとみんな仲野太賀の名前を挙げる」という声が聞こえてきたことだ。

「『最近楽しかったことは?』と聞いたら『太賀と買い物に行って……』とか、『最近ハマっていることは?』と聞いたら『サウナ。太賀に連れて行ってもらって……』とか。何か聞けば仲野さんの名前が出てくる、という感じなんです。

それも、けっこうクセツヨで友達を選びそうな人から、人見知りで友達が少なそうな俳優さんまで。だから編集者やライターの間では、『本当にあのまんまで敵を作らない人なんだろうね』と有名になっているほどです」(女性誌編集者)

エンタメ分野を専門とするあるライターは、朝ドラの仲野について次のようにコメントしていた。

「仲野といえば、決してイケメンではないものの、唯一無二の空気感と演技力で頭角を現した超実力派。’26年にはNHK大河ドラマでの主演も決定しています。

今はナレーションで『お察しかと思いますがまた試験に落ちました』『言わずもがなで……』などと雑に流され(笑)、視聴者からも『またナレ落ちwww』と笑われて終わっていますが、人気の仲野が演じている以上、これから優三さんが重要な存在となってくるのは間違いない。果たしてそのときどんな彼らしい演技を見せてくれるのか、とても楽しみにしています」

優三さん、そして仲野の翼が羽ばたくのはこれからだ。

https://friday.kodansha.co.jp/article/370772

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