GACKTファンが指摘する運営側の危機感不足とは?
GACKTファンが指摘する運営側の危機感不足とは?
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歌手のGACKT(50)が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。
ライブで一部観客による迷惑行為があったことに言及した。
17日に大阪オリックス劇場で開催した「LAST SONGS 2024 feat.K」の公演中、ライブの進行を妨げ、且つ不適切な発言をした客がいたとして、GACKTの公式サイトで謝罪文が掲載された。
GACKTは「今回のボクの対応はなにも『性格が丸くなったから』じゃないんだよ。30年もライブをやってれば、見にきたファンの精神状態が察知・判断できるようになる」と投稿。
「今回もその子の声色を聞いた時に、『正常ではない、むしろ何かをやら*可能性が高い』と判断した。『何か刃物などを持っていて逆上したら?』『周りのファンが傷つけられたりしたら?』そんな考えが頭を巡った」と、即座にさまざまなことを想定したという。
「そうなればツアー中止どころかエンターテイメント業界への大きな悪影響になる。だからこそ、スタッフが対応するまでの時間、その子を落ち着かせることを最優先し、場の雰囲気を壊さない様に笑いに変えたりとやっていた」とし「まあ、制作・ライ*タッフの対応が遅れたのは残念な話だが。。。」とつづった。
当該の観客については「後日談だが、自傷行為のアザだらけのその子は他のライブイベントでも大きな問題を起こし警察沙汰になっていた」と明かし、
「ライブ会場にあれだけの人が集まれば、おかしな人ってのは少なからず紛れ込む。ボクは大きな事故が起きないとタカを括ったライブ運営は制作者の危機感の無さ、怠慢からくる驕りにしか過ぎないと思う。そもそも日本のライブ会場のほぼ99%はセキュリティチェックなどない。海外とは危機感の意識レベルが違う」と指摘。
今回の事案を通じて「みんなが安心して楽しめる様にエンターテイメントに関わる人たちは最悪の事態を常に想定し、瞬時に対応できるマニュアルを共有すべき。また、1つの事故が業界全体の大きな損失にならない様に情報も共有すべきだというのがボクが思うところ。平和ボケした日本のイベント制作サイドの危機感の低さが、このままだと大きな事故を招んじゃないかという懸念を一番感じた」とGACKT。
「見に来る人たちが安心して楽しむためには、制作サイドの危機感の持ち方を見直す必要があるんじゃないのかな。見に来る人たちの意識の持ち様も当然のことなのだが、そんなことは言うまでもないことだろう」と記した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ac55cdc67d5e3a46683202759eb3d525e5b4b3e