八代弁護士、２人で合意して送金した。自然だと思う、水原通訳の違法賭博問題

国際弁護士の八代英輝氏（59）が25日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。MLBドジャース大谷翔平投手（29）の通訳を務めていた水原一平氏（39）が違法なスポーツ賭博に関与したとされる一連の騒動で日本時間の26日に会見すると発表した件で、「大谷さんが知っている筋書きじゃないことをしゃべれと言われることになる可能性が高い」と予測した。

この問題をややこしくしているのは、ESPNのインタビューの後に水原氏がインタビューの内容を撤回している点だ。「最初の内容通りだったら、大谷さんの処分も大したものじゃない。水原さんもドジャースから解雇されるほどのものなのか。2人で合意して送金した。それが普通、自然だと思う。2人の関係性から。ただ、ドジャースの危機管理チームと、大谷さんの弁護団チームがそれじゃまずいと考えたんでしょう。全く無傷じゃすまないかもしれない。水原さんが当初しゃべったまんまでは。それを修正する必要があるだろうということで、水原さんのインタビューの結果がことごとくウソだったことになる。最初、自然だったものがあとですごく不自然にことになっている。大谷さんはお金を盗まれたことになる」とした。

これを踏まえて、「大谷さんには、水原さんが大谷さんのお金を盗んでない、一緒に振り込んだという認識があるにもかかわらず、水原さんが大谷さんのお金を盗んだと公の場で言えば罪に落としいれてようなことにも取られかねない。そこで、たぶん弁護人から『話すな』と言われているというか、『弁護人が話す』ということにとどめるんじゃないかと思います。じゃないと危険すぎると思います」とも語った。

その理由について、「大谷さん自身で考えられている戦略ではなく、周りの危機管理チームが今よかれと思って、大谷さんを助けようと思って動いているかもしれませんけど、逆にそれがすごい足を引っ張っている可能性があると思う」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c74474849fdfc51d0dcd5879be060d8de4ba1b2d